引越し後に送る挨拶状・転居通知の書き方
引越しが決まってからというのは、やることは非常にたくさんあります。荷物の詰め込み、不用品の処分、業者との値段交渉など、準備のために当日までに、しなければならないことが本当にたくさんです。
そして、そのようにたくさんのことをこなす必要があるため、ついつい忘れがちなってしまうこともがあります。その代表と言えるのが、引越し後に送る挨拶状(転居通知)の作成です。
挨拶状というのは、あなたが引越ししたことを知人・友人・親戚にお知らせするためにハガキになりますが、これの準備を忘れる人が非常にたくさんいます。
また、このようなことをお伝えすると、『別に挨拶状なんて送らなくても、メールで伝えれば良いでしょう?』と思われる方もいるかもしれません。
しかし、普段お世話になってる方や、毎年あなたに年賀状・お中元・お歳暮を送ってくれる方がいる場合には、挨拶状で伝えるのが礼儀です。それに、挨拶状なんて例文がいくらでもありますので、1時間もあれば完成させることは可能です。
挨拶状が送らないだけで、礼儀知らずのレッテルを貼られるをもったないことですので、短時間でパパッと作成してしまいしょう。
そして、挨拶状を相手先に送るのは引越後になりますが、その頃は荷ほどきや荷物の整理でバタバタしているはずですので、できれば引越し1ヶ月前に作成しておくことをおすすめします。
なお、挨拶状の参考例を以下に掲載しておきますので、よろしければご参考にしてください。
拝啓 早春の候ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、このたび下記の住所へ転居しましたので、取り急ぎお知らせいたします。
最寄駅は〇〇線○○駅、場所は駅から徒歩10分のところです。
都会から離れたため、これまでよりは不便になりましたが、近くに大きな公園もあり、緑が多く静かで過ごしやすい環境です。
また、お近くのお出での入りは、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
今後とも変わらぬお付き合いの程、何卒よろしくお願いいたします。
敬具
2015年3月
<<新しい住所と電話番号>>
〒123-456 〇〇県△△市□□□1-2-3
引越 太朗
TEL ***-123-4567
なお、挨拶状について特に手書きにこだわる必要はありません。何十通も送る必要がある人は、それだけでも膨大な時間が必要であるため、パソコンを活用するのが良いでしょう。
ただし、全文パソコンで作成したのでは、なんだか固くて味気ない挨拶状になっていますので、一言だけでも手書きメッセージを書き加えることをお勧めします。
それだけでも、ずいぶん親しみはわきますからね。メッセージ内容については、普段お世話になっているお礼や、あなたの近況を加われば良いです。
挨拶状を作成するのは面倒ですので、後回しにしたくなりますが、時間が経てばたつほど、取り組む時間がなくなりますので、できるだけ早く取り組むようにしてくださいね。